光脱毛での日焼け、光老化のリスク

光脱毛で日焼け・光老化の可能性がある?

太陽の紫外線

近年、美白の分野では近赤外線の害についての研究が進んでいるようです。

太陽光は、波長の短い順から「紫外線」、「可視光線」、「赤外線」と大きく3つに分けることができます。近赤外線は赤外線の中でも波長のもっとも短い光線で、具体的には800〜2,500nmになります。

近赤外線という単語に何となく見覚えがあるような……? と思った方は、きっと脱毛に関心が強い方ですね。光脱毛で使用する脱毛ライトは、まさに「近赤外線」です。近赤外線の中の700〜1100nmの波長がメラニン色素への吸収が良いため、この範囲の光が使われているのです。

近赤外線は長い波長を持っているため、体にあたると皮膚のより深い部分にまで浸透する性質があります。表皮の近くにあるメラニン色素は通り抜けるので、日焼けやシミにはなりませんが、その代わり、真皮層に浸透してシワやたるみを作る原因になります。

「光老化」という言葉を最近耳にしますよね。紫外線が皮膚のコラーゲンなどを傷つけることで、肌のたるみ、シワなどを作ってしまう症状ですが、実は紫外線と同様に、赤外線もまた、光老化の原因になっていることがわかってきているのです。

光脱毛で使われるライトの波長は、前述のように700〜1,100nm、またレーザー脱毛の方では、アレキサンドライトレーザー(755nm)、ダイオードレーザー(800nm)、YAGレーザー(1064nm)が近赤外線になります。

脱毛ライトは太陽光と違ってずっと肌にあたっているわけではなく、一瞬点滅するだけですが、でも脱毛そのものが、シミやたるみの原因にならないか、ちょっと心配になりますよね。

「数ヵ月に1回程度、光脱毛を受ける程度なら影響は小さいはず。でも長い目で見ると脱毛ライトも光老化を促進させる要因になりうる」というのが、現在の見解のようです。要は、「脱毛ライトの肌への影響については、まだよくわからない」ということです。

近赤外線についての研究は進み始めたばかりなので、解明されていない部分も多いのですね。

対策としては、紫外線と同様に、ビタミンCなど抗酸化力のある食品をたっぷり取るのは有効です。近赤外線の害ばかり書きましたが、血流の増加や細胞組織の再生促進など、有益な効果もあるのです。対策をしっかりしながら、神経質になりすぎずに付き合っていきましょう。


日焼け止めを塗って脱毛を受けても大丈夫?


日焼け止めを塗った体

前記事「光脱毛で日焼け・光老化の可能性がある?」で、光脱毛、レーザー脱毛のライトは近赤外線の波長を持っているため、長く受けていると光老化のリスクもあり得る、ということを書きました。

光脱毛は頻繁に受けるものではないとはいえ、こうしたことを聞くと心配になります。最近は紫外線と一緒に近赤外線もブロックする日焼け止めも開発されていますが……?

日焼け止めを塗った状態で脱毛しても問題がないかどうかは、プロの間でも賛否両論があります。塗らない方がよいという主な理由は、脱毛の効率が悪くなるためです。

日焼け止めは塗るとその部分が白っぽくなるものが多いですが、白い日焼け止めが毛穴をふさいでしまうと、メラニン色素の濃い部分に反応する脱毛用ライトは、熱が毛根に届きづらくなってしまうのです。

脱毛効率が悪くなる以外には、ライトを照射しても健康上の問題はないことになっています。たとえば制汗スプレーは金属系の化学物質が含まれていることもあり、脱毛前後に使用するとトラブルが起きることがありますが、日焼け止めはそうした例は報告されていません。

ただ、サロンでは日焼け止めを塗った状態での光脱毛の施術はNG。日焼け止めを拭き取ってから受けることになります。

日焼け止めといってもさまざまな種類がありますし、100%問題がないとはいいきれないので、トラブルが起きる要素は排除してから光脱毛の施術を行う、というのがサロンの方針なのです。顔脱毛のときはメイクも落としますよね。中にはラフなサロンもあって、日焼け止めやメイクはそのままでいいですよ、というところもあるようですが……。

脱毛器の近赤外線をブロックしたい方は、サロンやクリニックではなく家庭用脱毛器を使用するのがよいと思います。日焼け止めの使用についてはもちろん自己責任ということになってしまいますが、家庭用脱毛器はパワーも低くなっていますし、その点でもリスクは低いでしょう。

ただ、家庭用の光脱毛器は、背中などやりづらい部分もありますし、顔やVIOなど施術ができない部分もあります。やはり、脱毛サロンでの光脱毛のほうが、全身をきれいにできますね。

なお、家庭用脱毛器を使う際には、はじめは低出力で照射したり、肌に異常が起きたら早めに病院の診察を受けるなど、対策は万全に。


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